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 2016.03.10 [ 口腔外科について ]
10番目の歯
先日上の親知らずを抜歯したところ、同じ場所に2本余分の歯がありました。

過剰歯と言って上顎の正中や、今回の様に上の親知らずに1歯、余分にあることは稀にあります。

実際、右上の親知らずを抜歯した時には1歯余分にあったのですが、2歯余分にあったとは驚きました。

通常歯は親知らずを含めると片側だけで8本ありますので、まさに10番目の歯でした。

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 2015.11.18 [ 口腔外科について ]
嚢胞の摘出と親知らずの抜歯
以前から右下の親知らず周囲歯肉の炎症を繰り返しているため、当院来院。

レントゲン写真で親知らずが下顎に埋まっており、歯冠と歯根が逆さまになっていました。

さらに歯冠の周囲にX線透過像を認めます。
これは含歯性嚢胞またはろ胞性歯嚢胞といって歯冠の周囲に膿の袋を作るのが特徴です。

本日、親知らずの抜歯と共に嚢胞も摘出しました。

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 2014.10.13 [ 口腔外科について ]
親知らずの抜歯後の麻痺について
親知らずを抜歯した後、確率的には低いのですが麻痺がおこる場合があります。

その理由として下歯槽神経という頭の方から枝分かれした神経と血管が下あごに走行しています。
この神経は親知らずと位置的に近い為に、麻痺がおこる場合があるのです。

この神経は、片側の粘膜、歯肉、口唇等を知覚する神経なので片側の下唇が「ピリピリした感じがする」「左右比較すると麻痺側だけが鈍い」といったことが起こりうるのです。

麻痺が起こると、神経の回復は遅いためにすぐ回復する場合と半年から1年程かけて回復する場合があります。
さらには、何となく残ってしまう場合もあるのです。

親知らずを抜歯する場合は、そのことも理解したうえで抜歯することをお奨めします。

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 2014.05.21 [ 口腔外科について ]
粘液嚢胞
先日、下唇に認めた出来物を摘出しました。

粘液嚢胞といって良性の腫瘍の一部です。
採りかたは、健康な部分を含めて切除する方法と出来物だけを摘出する方法の二通りがあります。

健康な部分を含めて切除する方法は出来物が小さい場合に行うのが一般的で、ある程度大まかにやることが出来るのですが、今回は比較的大きい為に出来物のみを採る摘出を行いました。

粘液嚢胞は薄い膜で被われており、内部は唾液の成分で満たされています。

膜を破るを病変部がわからなくなってしますので、細心の注意をはらいながら処置しました。

左下は、摘出したものです。
膜を破ることなく摘出することが出来ました。

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 2014.02.28 [ 口腔外科について ]
蓄膿症
一般的に蓄膿症と聞くと鼻から菌が侵入するとお思いでしょう。
大半はそうなのですが、稀に歯が原因で症状が認められることがあります。
どのような場合かと言いますと上の奥歯の根っこの先に病巣(根尖病巣)が出来ると、それが広がって副鼻腔の一つである上顎洞に炎症が広がってしますのです。

上顎洞炎の症状は鼻閉感(鼻づまり)、鼻漏(鼻水が出る)、後鼻漏(喉に鼻水が廻る)などです。

なので両側ではなく片側しか症状が認められないときは歯が原因の場合が多いのです。(歯性上顎洞炎)

レントゲン写真では本来黒く映っていいはずがすりガラス状っぽく白く見えます。

処置としては原因歯の抜歯や根幹治療と抗生剤の投与等です。
口腔外科で診察してもらうことをお奨めします。


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