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2014.02.28
[ 口腔外科について ]
蓄膿症
一般的に蓄膿症と聞くと鼻から菌が侵入するとお思いでしょう。
大半はそうなのですが、稀に歯が原因で症状が認められることがあります。
どのような場合かと言いますと上の奥歯の根っこの先に病巣(根尖病巣)が出来ると、それが広がって副鼻腔の一つである上顎洞に炎症が広がってしますのです。
上顎洞炎の症状は鼻閉感(鼻づまり)、鼻漏(鼻水が出る)、後鼻漏(喉に鼻水が廻る)などです。
なので両側ではなく片側しか症状が認められないときは歯が原因の場合が多いのです。(歯性上顎洞炎)
レントゲン写真では本来黒く映っていいはずがすりガラス状っぽく白く見えます。
処置としては原因歯の抜歯や根幹治療と抗生剤の投与等です。
口腔外科
で診察してもらうことをお奨めします。
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2014.02.08
[ インプラントのこと ]
インプラント症例
下の奥歯に
入れ歯
を装着していたものの、
インプラント
治療を希望のため来院。
昨年下顎両側に
インプラント
を埋入し、最近被せ物を装着しました。
上顎は総義歯なので
インプラント
には最も適していると思われます。
何故なら、義歯が緩衝作用(クッション的な役割)を果たしてくれるからです。
インプラント
と天然歯(自分の歯)の一番の違いは歯根膜がないことです。
歯根膜は緩衝作用があるため、歯は少なくともと生理的な動揺があるのですが
インプラント
はその役割が欠如しているのです。
その役目を
入れ歯
が果たしてくれるので、対合歯(反対の歯)が義歯というのは
インプラント
には適していると考えています。
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