2012.12.28 [ 伝えたいこと ]

年末年始のお知らせ

12月30日から来年1月4日まで休診とさせていただきます。 今年1年、当院をご利用頂きまして誠にありがとうございました。 来年も、口腔内が健康な状態に保たれるようお力になれればと思っております。 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 立川市　中村歯科医院

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2012.12.15 [ 口腔外科について ]

勘違い

先日、舌に出来物を認めるとのことで来院された患者さんがいました。 拝見したところ、健康な舌をしており病的な所見は認められませんでした。 お話を良く聞くと勘違いされていたのです。 舌には奥の方あるいは根元の縁にそれぞれ有郭乳頭・葉状乳頭というものが存在します。 最近、メディアで舌癌の話も取り上げられたりしますので、何か悪いものではないかと心配されて来院されたのでした。 舌癌だけでなく口の中にもその他歯肉癌、唾液腺の癌等もあります。 心配でしたら怖がらず受診することをお奨めします。 立川市　中村歯科医院

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2012.12.04 [ 口腔外科について ]

前癌病変について

前癌病変とは、将来ガン細胞に悪性変化する可能性を秘めた病変のことを言います。 自覚症状はほとんどなく、他の目的で治療に行った際に発見されるケースがほとんどです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 歯科領域で代表的な前癌病変は白板症、扁平苔癬、紅板症などがあります。 白板症(1番目の写真)は口腔粘膜に生じた、摩擦によって除去できない白色の板状あるいは斑状の角化性病変で角化とは、粘膜が皮膚のように変化しガサガサになるような状態で、まるで足の裏の硬い部分のように厚くなった状態になることを言います。 頬粘膜や歯肉、舌にできやすく、癌化率は4.4〜17,5％と言われています。　　　　　　　　　　 扁平苔癬(2番目の写真)は白板症と同様に白色の病変で、舌や唇、頬粘膜などに発生した小さな白斑が徐々に融合して、網状、環状、白斑状になり、さらに白い線状・レース状の白斑を呈する。原因は金属アレルギーやストレス、薬物、細菌やウイルス感染などと考えられているが、はっきりとした原因は不明です。 治療法の中で最も確実な方法は、外科的切除であると考えられています。 　　　　　　　　　　　　　　　 また、10年以上（平均5年前後）を経て癌化する症例が存在するため、長期の経過観察が必要です。 立川市　中村歯科医院

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