日本橋高島屋1階の絹谷先生作の巨大オブジェ
絹谷幸二先生よりご招待状を頂いて、日本橋の高島屋で行われている絹谷幸二新作展に行った。
絹谷先生は長島選手に絵を教えてらした事や、長野オリンピックのポスターを作成された事は存じてました。
ドンネリベレで公演された時も色彩のお話をされていました。
いや、でもあんなに強烈な色彩とは思いませんでした。真っ赤な太陽!金の雲に浮かぶ富士山!キョーーーレツです。ほとんど狂気に近い感じがします。何枚もある「祭り」の大作は皆2008年作となっている。とても普通の神経とは思えない。でも、普段お目にかかる絹谷先生は眼光は鋭く、エネルギーには満ちてらっしゃるけど、もちろん狂気は微塵も感じません。
絵とご本人のお人柄との間のギャップに驚きました。展覧会会場でお目にかかった絹谷先生は黒いスーツに白いワイシャツ、メガネをかけて息子さんと二人で歩いているお姿はいつにも増して普通。私以外は誰もご本人と気づいていないようでした。
6階の画廊で目録にサインをされている絹谷先生の手には色の違うサインペンが4本。それを平行に使ってサインをすると、パステル調の絵のようなサインが出来上がっていました。さすがです。