国会がまだ混迷しているようです。
このままですと、土地の売買による所有権移転登記の登録免許税が4月1日から現在の評価額の1000分の10から1000分の20になります。
倍になります。
一番影響が大きいのは都心の一戸建てや更地の所有権移転登記を4月1日以降にする買主でしょう。ただでさえ土地の登録免許税がかなりの額になります。マンションも底地部分の登録免許税が倍になりますが、マンションの底地自体が全居住者の共有なので、持分で割るとそれほどでもなくなります。
だからと言って、4月1日以降に予定していた売買の決済を今から3月中にするというのはほとんど不可能でしょう。もう28日と31日の2日しかありません。不動産の売買には売主、買主、それぞれの融資金融機関、仲介業者、立会いをする司法書士が揃って、それぞれ売買代金や買主に対する融資金額や売主の金融機関に対する返済金額など確定しなければ出来ないのです。
テレビのニュースや新聞などを注目をしていますが、相変わらずマスコミはガソリンの問題ばかり取り上げていて、土地の登録免許税の関しての報道はほとんどありませんね。
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