今年のクリスマスランチは
上野精養軒、グリルフクシマ。
上野の不忍池のほとりの老舗のフレンチレストランです。
実は、最近浅田次郎の小説にはまって片っ端から読んでいます。
中学生の時に本屋にある夏目漱石を全部読んだとき以来の「はまり」ようです。
その浅田次郎の小説「天切松闇語り」に出てくるのが、上野精養軒。
帝都東京の老舗のレストランや鰻屋や資生堂のカフェなんかが出てきます。
小説に出てきたところは行ってみるつもりですが、まず季節柄クリスマスに上野精養軒でフレンチ。
給仕をしてくれる方が、渋い老齢の男性でメインの料理を牛肉からほろほろ鳥に換えてくれるように頼んだら「よろしいですよ。」と即答してくれる。一々厨房やマネージャーに聞きに行く若いお兄ちゃんが多い中で大変気持ちが良い。
お料理は分かりやすい味のフレンチ。マニアックなところが無い。大変おいしゅうございました。