こんにちは。
今年の春は寒い・・・
みなさんお花見は行きましたか？上野公園は桜が満開で綺麗でした！
先月の医局会で、「酸蝕歯」について発表しました。
酸蝕歯とは食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯表面のエナメル質が溶かされていく症状のことをいいます。
ビタミン豊富なグレープフルーツ、レモン、健康食品の黒酢など、体に良いとされているものでも、摂取の仕方が適切でないと酸蝕歯になり、歯がしみたり、表面がザラザラしてツヤがなくなったようにみえることがあります。
また、運動後にスポーツ飲料で水分補給をする際にも、注意が必要です。
口の中が渇いていると酸の影響を受けやすいのです。
このような場合は水でお口の中をうるおしてあげたり、酸性の食物を口にした後は水で口をゆすいだりすると良いです。
栄養ドリンク、コーラ、白ワインや赤ワインなども酸性度が高い飲料です。お酒を飲んでそのまま寝てしまう習慣のある方は、要注意です！！！
また、食後すぐに歯を磨くと、酸の影響で軟らかくなったエナメル質が傷つきやすくなるので、食後すぐには歯を磨かず、３０分以上あけてからの方が良いそうです。
酸蝕歯が心配な方はぜひご相談ください＾-^
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